こんにちは。まろんママです^^
我が家の障子がかれこれ4年程放置していて、余りにもみっともないので、先日張り替えました。
何故そんなに放置してたかって?
それは、張り替えたところで子供に「ベリ!」っと破かれそうで・・・。
そろそろ大きくなってきたから大丈夫かな?っと思ったのと、本当にひどいありさまだったので、重たい腰を上げて張り替えを決意しました!
っと、言っても生まれて初めての障子の張り替え・・・。
何から始めたら良いの??
っという事で、実家の母に聞いたり、自分で調べたりして、障子の張り替えを行いました。
このページを見ている人も、きっと初めて障子の張り替えをする人が多いと思います。
そこで、今回は初心者の人でもわかりやすく画像付きで、障子の剥がし方から貼り方までご紹介します♪
また、初心者の私がやってしまった失敗談も踏まえてご紹介させていだきますね^^
障子の張り替えに必要な物
まず最初に、障子の張り替えに必要な物をご紹介します。
今回は以前の障子がのりでくっていていて、尚且つ、新しい障子ものりでくっつける場合に必要な物をご紹介します。
【必要な物】
●障子
●障子用のり(ワンタッチがオススメ)
●仮止めテープ(マスキングテープで可)
●雑巾
●定規
●カッター
●霧吹き
●水を入れたバケツ
●ゴミ袋
●いらない新聞紙やビニールシート
今回使用した障子は、プラスチック製とかではなく、普通の障子紙です。
便利な仮止めテープも付いているタイプです^^
障子用ののりは、はけを使って塗るタイプもありますが、ワンタッチののりの方が簡単なのでオススメです。
今回、定規とカッターは障子張替用では無く、普通の100均で売っているものを使用しました。
しかし、出来れば障子専用のカッターと定規を用意した方が明らかにきれいに仕上がります。
何故かというと、普通の先が尖ったカッターだと濡れた障子紙を切るときに引きつってしまい、上手く切れません。
上手く切れなかった証拠写真↓
なので、キレイに仕上げたい人は障子専用のカッターと出来れば定規も用意して下さいね。
手頃なお値段なので、次回行うときは事前にそろえておこうと心に誓いました。
今回私は、下に何も敷かずに行いましたが、ゴミやのり等が床に付く心配もあるので、新聞紙やシート等行うと安心です^^
障子の張り替えに適した天気は?
まず障子の張替をする前に、適した天気があります。
それは・・・
湿気の多い日や雨が降った翌日です!
なぜかというと、障子は湿気を吸い込むと伸びる性質があり、乾くと元に戻ります。
なので、障子紙が湿気を吸い込んで伸びているときに張り替えると、乾いたときにたるまずにピン!っと伸びた障子になります♪
以上の事から、障子の張替は空気中の水分が多い雨の日やその翌日に行いましょう。
ちなみに私は台風が来ていて外に出られないときに行いました。
湿気が多く非常に適していました♪
障子の剥がし方
次にご紹介するのが障子の剥がし方。
剥がし方には3パターンあり、最初に貼ってあった障子がのりorアイロンor両面テープで剥がし方が異なります。
今回は、以前の障子がのりで貼ってあったので、のりで貼っていた場合の剥がし方をご紹介します。
大きなテーブルがある場合は、テーブルの上に障子を置いて行うと、腰に負担をかけなくて済みます。
我が家は、大きなテーブルが無かったので畳の上に置いて行いましたが、幸い腰は痛めることはありませんでした^^
それではさっそく、障子を剥がしていきましょう。
1、雑巾に水分を多めに含ませて、障子の桟(さん)の部分を濡らして約5分放置します。
ここで、水分が足りなかったり、障子の桟の部分が濡れていない箇所があると、キレイに剥がれません。
なので、濡らしてる傍から乾くことは滅多にないので、この作業はゆっくり丁寧に行って下さいね。
一枚目を濡らして放置している間に、もう一枚の障子の桟を濡らしておきましょう。
2、端から丁寧に、障子が破れないようにゆっくりと剥がしていきます。
3、キレイに剥がした後、剥がし残りが見られる場合は、濡れた雑巾やスポンジでしっかりと落として下さい。
古い枠だと、木がささくれ立ったり、折れる心配もあるので優しく行ってくださいね。
4、障子紙を剥がした格子を乾かします。
この間に、先に障子の桟を濡らしていたもう一枚の障子を剥がして、乾かします。
これで、障子の剥がし方は終了です。
剥がし方は失敗することもなく、簡単に剥がすことができました^^
障子の貼り方
次は、障子の貼り方をご紹介します。
一枚張りの障子紙を使用して行います。
実家の母からは簡単に出来ると聞いていたのですが、初心者の私は、思わぬ失敗もしてしまったので、失敗箇所も交えてご紹介します^^;
皆さんは、私のような失敗はしないようにして下さいね~。
1、障子を寝かせて、障子の上の角の部分一カ所に仮止めテープを貼ります。
2、そのまま約3分の1障子のロールを転がして真っすぐになるように調節し、写真のように仮止めテープでとめ、障子紙と格子部分をしっかりと固定します。
仮止めテープは両端と真ん中1~2ヵ所の計3~4箇所とめましょう。
3、仮止めテープで固定したら、一度障子紙を巻きながら最初の場所まで戻して、桟の部分にのりを付けていきます。
ワンタッチのりの尖った部分を、桟に引っかけて使用します。
最初に中の桟からぬっていきます。
ぬるときは、大体爪楊枝位の太さになるように調節しながらぬっていきます。
このとき、出したのりは潰さないように注意して下さい。潰してしまうと乾きが早くなってしまいます。
中の桟を塗り終わったら、外をぬっていきます。
桟の部分に、爪楊枝の先位細くつけていきたいのですが、これが初心者だとなかなか難しいです!
途中で多く出てしまったり、途切れ途切れになってしまったり・・・。
もし、のりが出過ぎた場合はティッシュ等で少だけふき取って下さい。
このまま、のりがたっぷりついた状態で障子紙を貼ってしまうと、こうなります↓
のりがはみ出て、古い障子だと木の汁もにじんできて乾いたとき、うっすら茶色になってしまいます↓
障子の張り替え1枚目は、このように失敗してしまいました★
皆さまは、こうならないためにも気を付けて下さいね。
4、障子の桟全てにのりを付け終わったら、障子紙をゆっくり転がして貼っていきます。
ええ~っと、ここでですね、私またもや大失敗をしてしまいました。
その失敗とは、障子紙を転がす前に、障子の枠の部分を少~しだけ動かしてしまったんですね・・・。
そしたらその振動で、仮止めしていた部分が取れてしまって、ロールになっていた障子紙がコロ~ンと、転がってしまいました・・・(汗)。
障子の桟には、もうのりも付けていたので今更上から転がして調節は不可能!
っということで、感覚で障子紙をのせて、ゆっくり丁寧に転がしていきました。
何とかなって良かったです^^;
くれぐれも障子の枠は動かさず、自分の体を動かすようにして下さいね。
5、最後まで転がしたら適当なところでカッターで切り、中心から外側に向けて桟の部分を上から優しく押さえます。
上から押さえると、桟の部分の色が変わってきます。
このとき、のりが乾いて紙の色が変わらない部分があったら、濡らしたタオル等で上からポンポンと優しく押さえます。
これで、乾いていたのりがくっつくようになります。
間違っても、全部剥がしてその部分だけのりを付けたりしないで下さいね。
6、余分にはみ出た障子紙を切っていきます。
障子用の定規の場合は、障子の枠に合わせてからカッターで切っていきます。
今回、私は通常の定規とカッターで切りましたが、繰り返しになりますが、障子用のカッターと定規はあった方が便利です!
7、切った部分を横に引っ張って切り取ります。
このとき注意してほしいのが、上に持ち上げないことです。
上に持ち上げると、せっかくくっつけた部分が剥がれてしまう恐れがあります。
なので、くれぐれも横に引っ張ってから切り取るようにして下さい。
8、障子を乾かします。
乾かすときは、日向で乾かすと木がゆがむ恐れがあるので、日陰の風通しの悪いところでゆっくりと乾かしていきます。
9、のりがしっかり乾いたら、さらに霧吹きで障子をまんべんなく湿らせて乾かします。
こうすることで、乾いたときに障子の紙がピンと張り、湿気の多い梅雨の時期に障子紙がたるみにくくなります。
乾いているところがあると逆にしわになりやすくなるので、しっかりと霧吹きでまんべんなく湿らせて下さいね。
10、障子の張り替え完成!
以前の障子とは比べ物にならないくらいピッカピカの障子で、部屋が明るく心も軽くなりました♪
一枚目は失敗の連続でしたが、2枚目はその失敗を生かして上手に障子の張り替えをする事ができました。
しわやたるみも無く、大成功です♪
今回参考にさせていただいた動画はこちらです↓
写真ではわかりにくかったという人は、細かい作業が見れるので、是非動画も参考にしてみて下さいね^^
障子の張り替えのまとめ
障子の張替は初心者だと、とっても面倒くさく感じてしまいがちですが、思ったより簡単に張り替えることができました。
最初に行った1枚目は、初心者ならではの失敗はいくつかありましたが、2枚目は失敗を生かしてきれいに貼ることができました♪
見ていて悲しいくらいボロボロの障子が、真っ白できれいになったことで、心もとても軽くなりました。
これから障子の張り替えをする人は、初心者の私が行った失敗談も踏まえて、是非参考にしてみて下さいね^^
★その他掃除関連はこちら★
洗濯槽の掃除に酸素系漂白剤で汚れをごっそり取る方法【画像あり】
スポンサーリンク
関連記事(一部広告含む)
コメントをどうぞ