ドラマ「コウノドリ」続編、第2話の感想。子供を自分で育てられることは幸せだ!

こんにちは。まろんママです^^
コウノドリ第2話は、妊娠中に子宮頸癌が見つかった妊婦さんのお話し。
赤ちゃんの命か、それとも母親の命か?どちらを優先させるのか?・・・夫婦の決断が迫られました。
今回は、第一話で登場した佐野彩加(高橋メアリージュン)が所々登場し、私としてはそちらの方が気になりました^^;
ネタバレもあるのでまだ見てない人は要注意です。
目次
「コウノドリ」続編のあらすじ
妊婦健診にサクラの外来を受信した19wの妊婦、久保佐和子(土村芳)に対して、サクラは子宮頸癌であることを告げる。
その後、夫婦そろって子宮頸癌について、今後の妊娠継続についてどうするかの話がされるが、その内容は『子宮は全て摘出、今回の妊娠が最初で最後』と過酷なものだった。
佐和子はサクラに「あきらめるなんて、そんなことできません」と告げる。
後で夫婦2人きりになったとき、夫の慎吾(福士誠治)は子供より佐和子の方が大事だと言う。
佐和子は慎吾に子供を産めない自分と結婚してたって意味がない、と言い最終的には「しんちゃん、離婚してもいいんんだよ」と告げる。
慎吾は「子供を産んでもらうために佐和子と結婚したんじゃない!」と佐和子に言う。
佐和子は泣きながら慎吾の体にうずくまる。
サクラ、小松、下屋、向井達が休憩室でTVを見ていると、母親が6ヵ月の赤ちゃんを殺そうとしたニュースが流れている。
そのとき、サクラは手紙をもらった相手、三浦芽実の事を思い出す。
四宮が一作目の最後に登場した謎の妊婦と喫茶店で話をしている。
謎の妊婦は「四宮先生、正式に離婚しました」と話している。
サクラは自分が育った施設を訪れ、サクラの育ての親けいこママに佐和子の話をする。すると、けいこママはサクラの母親の話をし「ほんまは、自分の手でサクラを育てたかったと思うよ」と言う。
カンファでは、サクラと四宮の熱弁が繰り広げられている。
サクラは佐和子の体の事を考え、28wまで待ってから赤ちゃんを取り出し、その後癌の治療を始めようと提案する。
しかし四宮は、予想よりも後遺症が残る可能性を心配して、32wまで伸ばすべきだと赤ちゃんを優先させる考えを主張する。
意見はまとまらず、久保夫婦に決断をゆだねることになる。
休憩室で子宮頸癌ワクチンの話をしている四宮、小松、下屋達。
日本では副反応の影響でワクチンの推奨が取りやめられた。
子宮頸癌の副反応が心配で、13歳での初回接種率はとても低く1%以下。
WHOからは日本はワクチンを再回するよういわれている。
久保夫婦がナースステーションにいるサクラを訪問。
サクラが28wで産むことを提案する。
NICUの部長・今橋が28wでの出産のリスクを説明する。
佐和子「リスクをかかえて生まれてくる可能性が高いのに、それでも、鴻鳥先生が28wて考えるのはどうしてですか?」
すると、サクラ「お母さんご自身で赤ちゃんを育ててほしいからです」
また下屋が、32wの場合は約3ヶ月癌の治療が出来ないこと、抗癌剤は赤ちゃんにも影響するので妊婦さんに使用できない事を伝える。
その後、夫婦は今橋の提案でNICUを見学することに・・・。
そこには、26wで生まれた赤ちゃんとそのお母さんがいる。
その子のお母さんが「こんなに小さくても生きようとする力が凄いんです・・・。不安ですよね、早く産んじゃった自分を責めたんです。でも・・・頑張って育ってる姿見てると愛おしくてしょうがないです」と話す。
その後、久保夫婦は2人で話をする。
佐和子は「28wで産んでも私は死ぬかもしれないんだよ、だったらお腹の中で出来るだけ育てたい」「しんちゃんが一人でも大丈夫なように私がお腹の中でちゃんと育てるから」と言う。
慎吾は「一人じゃないよ、この子は俺たちで育てるんだよ。」「3人の人生だよ」「一緒に行きたいよ」と言い、佐和子の手を握りしめる。
そして、夫婦でサクラの元を再び訪れ佐和子は「鴻鳥先生、宜しくお願いします」と28wで産む決断をする。
産後健診で外来を訪れた佐野彩加。
その後何か変わりはないか聞かれても「私、大丈夫ですよ。私、体力と根性には自信がありますから」と言うものの、心配する助産師の小松は「特に佐野さんみたいに頑張っちゃうお母さんは心配なんだよ」と言い、『エジンバラ産後うつ病質問票』を持って来て書いてもらう。
いよいよ出産間じかとなった佐和子。
下屋が佐和子に赤ちゃんを取り出した後、全身麻酔に切り替えて子宮を全摘出することを説明する。
その後、小松が部屋に来て佐和子が小松に告げる「この子に命がある限り、私は何だってします!」
佐和子の赤ちゃんが帝王切開で生まれる。佐和子が見ている横で赤ちゃんに処置が行われる。
その間佐和子は「頑張れ・・、頑張れ・・、」と言い続ける。
そして、外で待っていた慎吾の元に保育器に入った赤ちゃんがやってくる。
赤ちゃんを見た慎吾は少しうろたえるが、先生や看護師に「おめでとうございます」と声をかけられ「ありがとうございます。宜しくお願いします」と大きな声で言う。
そして、佐和子は全身麻酔に切り替えて子宮を摘出する前に告げる。
「鴻鳥先生、私癌になんてまけませんから、絶対にあの子育てますから」
数日後、NICUにいる我が子に会いに行く久保夫婦。
医師が「どうぞ触ってあげて下さい」と言うと、恐る恐る保育器の中にいる我が子に触れる。
そして佐和子は涙ぐみながら「可愛い」と言う。
佐和子「私、ここへ来る途中お腹の大きな妊婦さんを見て、物凄い劣等感に襲われたんです。私、この子をちゃんとお腹の中で育ててない。親として失格、そう思ったんです。でも・・何か・・・そんなこと吹き飛びますね。この子、しっかり生きてますね」
今橋「お母さんと一緒に生きていたいと願ったから懸命に頑張ったんじゃないでしょうか?」
佐和子「はい」
今橋「ちょっと早く生まれちゃったけど、赤ちゃんがご家族と一緒に生きていくためにこの誕生日を選んだんです。改めてお誕生日おめでとうございます」
その後、佐和子の癌の結果が出る。結果は良好なことがわかり、夫婦で抱き合い喜ぶ。そこに居合わせたサクラ、下屋、小松もほっとした笑顔を見せる。
しばらくして、病院の屋上では、飛び降りようとしている彩加の姿が・・・。
廊下には置き去りにされた彩加の赤ちゃんが大泣きしている。
サクラが大急ぎで屋上へ向かう。
「コウノドリ」続編の予告
妊娠36週の山崎麗子(川栄李奈)は心臓病を患っている。サクラは心臓への負担を考え無痛分娩を勧める。
しかし、後から「無痛分娩をやめたい」という妊婦。その理由は、友人に赤ちゃんより自分の事が大切だと言われたから。
サクラは「でたらめ話のせいで危険にさらすことはできません」と言い切る。
一方、無事に出産を終えたキャリアウーマンの佐野彩加が、生後2ヵ月半の赤ちゃんみなみの心室中隔欠損の診察の為、新生児科を訪れていた。
みなみの顔を見ず、自分の仕事の復帰ばかり気にする彩加にNICUの医師、白川は違和感を感じた。
診察の後、サクラと小松に出くわす。その時の彩加は泣いているみなみをあやすことなく歩いていた。
その後、彩加はみなみを病院の受付へ置き去りにして、病院の屋上から飛び降りようとしている。
それに気が付いたサクラが大急ぎで屋上へ向かう。
「誰にも必要とされていない」と言う彩加・・・。
「コウノドリ」続編の感想
コウノドリ第2話は我が子のためならなんだってする、絶対に負けない!というとても強い意思を持ったお母さんの登場。
改めて、お母さんは素晴らしい!と思いました。
それと同時に、妊娠と同時に癌が見つかり、我が子の成長と自分の命、どちらを優先させるかの決断もとても考えさせられましたね。
そして、サクラの「お母さんご自身で赤ちゃんを育ててほしいからです」のセリフに、はっとさせられました。
今までは、健康で赤ちゃんを産んで自分で育てることが当たり前の事だと思っていたからです。
でも、この当たり前のことって実は本当に幸せなことなんだな・・・と改めてこのセリフに気づかされました。
また、今橋先生の「赤ちゃんがご家族と一緒に生きていくためにこの誕生日を選んだんです。改めてお誕生日おめでとうございます」のセリフも印象的でしたね。
医師や夫婦で28wで産むという決断を下したけれど、赤ちゃんが家族と一緒に生きていくためにこの日を選んだ・・・。もし、これが遅かったら母親は癌に侵されいなくなっていたかもしれない。そんな思いが伝わってきました。
そして、最後のシーンが気になって、気になって!
キャリアウーマンの佐野彩加が病院の屋上から飛び降りようとしているシーン!
そして、サクラが必死でおいかける!
今回の診察でも「私、大丈夫ですから」と言う態度がなんとなく大丈夫じゃないことはTV越しに良く伝わってきましたが、ここまで思い詰めているとは!正直びっくりです。
今後の展開が気になるところですね。
*「コウノドリ」の続きが気になる方は原作もお勧めです
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