あなたのお子さんはお弁当が好きですか?我が子はお弁当が大好きです!日頃は食べないブロッコリーも、お弁当箱に詰めて外で食べるとペロリと食べてくれます。
この絵本はお弁当が持っている魅力を存分に伝えてくれる絵本です。
「おべんとうなあに?」のあらすじ
ある日、ぞう君とうさぎ君とりすちゃんときつね君がピクニックへ行きました。電車ごっこやかくれんぼ、沢山遊んだ後は待ちに待ったお弁当の時間。
皆が見守る中、まずはりすちゃんからお弁当の蓋を開けていきます。
次はきつね君、うさぎちゃんと続きます。
最後はぞう君の番。しかし、ぞう君のお弁当が見当たりません。
皆で探しますが見つからず、とうとうぞう君は大きな声で泣き始めてしまいました。
そして、皆は自分のお弁当を『わけてあげるよ!』と持ってきます。
すると、なんとぞう君のお弁当が見つかりました!
いったいどこにあったのでしょう・・・?
「おべんとうなあに?」の感想
皆で楽しいピクニック、いっぱい遊んだ後はお母さんが作ってくれた美味しいお弁当。あのお弁当のフタを開けるときのワクワク感は、大人になっても覚えているものです。
この絵本はそのお弁当のフタが仕掛けになっていて、読んでいる大人も子供も、フタを開けるとどんなお弁当が出てくるんだろう?とワクワクしてきます。
そして、仕掛けになっているフタをあけると、皆、色とりどりで子供心をくすぐるような本当に美味しそうなお弁当!
ぞう君のお弁当を皆で一生懸命探す場面や、お弁当が見つからなくてとうとう泣き出してしまったぞう君に、皆が自分のお弁当を分けてあげる場面では、子供ながらに友達を思いやる優しさに思わずにっこり、心が温まりました。
そして、ぞう君のお弁当がみつかって開いてみると・・・。
沢山の友情が詰まったお弁当。お弁当を通して友達っていいね!と改めて教えて貰いました。
優しいタッチの絵、楽しい仕掛け、美味しそうなお弁当、友達の優しい心遣い。沢山の素敵な要素が詰まった絵本です。そして、この絵本を読んだら早速お弁当を持ってピクニックに行きたくなりました。
子供達もお弁当のフタを開けるのが楽しいようで、開けては「美味しそう!」「このお弁当作って!」と言っていました。
私も子供達がフタを開けるワクワク感を裏切らないような、子供が思わず笑顔になるお弁当を作っていきたいなっと改めて思いました。
この絵本はお弁当が好きな子にオススメ!
「今日のお弁当何かな~。」とお弁当を開けるワクワク感。きっと誰もが経験したことがあると思います。
お弁当のフタが仕掛けになっていて、フタをあけるワクワク感が存分に楽しめる絵本です。
お弁当が好きな子供はとても喜んでくれると思います。
「おべんとうなあに?」 作:山脇 恭 絵:末崎 茂樹 出版社:偕成社
コメントをどうぞ